みなさんこんにちは!
たまえの読書感想文ブログへようこそ。
今回は、最近コーヒーゼリーにはまっているごまぞうがオススメしてくれた本。
「20年続く人気カフェづくりの本」
著者:高井尚之
をご紹介したいと思います!
茨城・勝田にある名店「サザコーヒー」。
東京でもJR品川駅のエキュートや二子玉川駅にお店を出しているサザコーヒー。
実は個人経営のお店だということをご存知でしょうか!
会社員として働きながらも、いつかはカフェを開きたいと思っている人や、実際にカフェを開いている方もいらっしゃいますが、カフェは「多産多死の業態」で「3年持たないお店が多い」と言われるのも事実。
スターバックスやドトール、タリーズ、コメダ珈琲など、大手チェーン店も数多くあり、個人経営のカフェが長く続くのは簡単ではなかったりします。
そんな中で、なぜサザコーヒーは20年も続いているのか!
しかも発祥は茨城県。そして個人経営。
この本では、なぜサザコーヒーが愛され長く続いているのかを、店主のこだわりやマーケティングといった様々な視点から読み解いています。
皆さんはどんな時にカフェに行きますか??
たまえは気分を変えたい時、友達とおしゃべりを楽しみたい時、美味しいコーヒーを飲みたい時…などなどにカフェに行きます。
最近ではコンビニコーヒーも当たり前になり、家でもドリップで美味しいコーヒーが飲める時代。
そんな中で、カフェが担う役割とは??人気のカフェの特徴とは?
この本では、人気店に共通する事の一つに「現場主義」があると書かれています。
サザコーヒーの「現場主義」の例としては、圧倒的な「コーヒー豆」へのこだわりがあります。
お金をかけて店主や従業員がコーヒー豆の産地に出向いたり。
直営農家を持っていたり!
サザコーヒーは本気度合いが違います。
さらに驚くことに、サザコーヒーはほぼ毎年、最高級のコーヒー豆を「最高値」で落札!しています。
(お店で出されるコーヒーの値段は、なんと1杯1000円、2000円、3000円…!!)
コーヒーの品質を徹底追及するサザコーヒーにとっては、宣伝効果も高いため続けているのらしいですが、他には類を見ない試み。凄すぎます!
一方で、サザコーヒーは「タダコーヒー」なんて呼ばれることも!
商売をやるうえで、最初は宣伝のためにコーヒーを無料で配るなどの方法がありますが、(サザコーヒーも東京の品川駅にお店を出店する際に、少しでも多くの人に知ってもらおうと、3日間、朝から晩までコーヒーを無料で配り続けたとのこと)
サザコーヒーは地元で開催される「勝田全国マラソン」に参加するランナーにコーヒーを無料提供しているとのこと!今や大会名物にもなっているそうです。
無料であっても惜しみなくふるまうのは、育ててくれた地域への恩返しのため。
人や地域のつながりを大事にして、感謝の気持ちを常に持つことは大切だなと思います。
しかも、それが県外の方にサザコーヒーを知ってもらえるきっかけとなり、のちに指名買いしてくれる方もいるとのこと!
「売ってやろう」ではなく、「自慢の味を知ってほしい」という姿勢も人気の秘訣なのだと思います。
たまえはこの本を読む前に、東京にあるサザコーヒーに行った事があったのですが、この本を読んで、すぐにまたサザコーヒーに行きたくなりました!
色々な思いがあり、たくさんの苦労やこだわりから作られたコーヒー。
それを知った上で飲むコーヒーはまた格別です。
たまえ
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