こんにちは!
たまえの読書感想文ブログへようこそ!
以前に、キングコング西野さんの「新世界」をご紹介しましたが、
前作の「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」も読みました!
(以下、「革命のファンファーレ」と記載します。)
普通は、旧作⇒新作の順で読む人が多いかと思いますが、
たまえは、たまたま「新世界」を先に手に取ってしまった(とにかく新世界を読みたかった)ので、あえて新作⇒旧作という読み方をしてみました。
この順番で読んだことによって得られた感想は、大きく分けて2つ。
1つ目は、「西野さんの考えには一貫性がある」ということ。
2つ目は、「章ごとのタイトルに、言いたいことがずばり書かれていて、良い」ということ。
1つ目については、簡単に言ってしまうと「新世界」に書いてあることと同じようなことが書かれています。
西野さんの作品は(たまたま)売れているのではなく、「売る」ために手が尽くされていること、「信用持ちがお金を作る時代」であること、など。
新世界を書く前から言い続けていた、という事を知り、さすがだなと思いました!
同じこと書かれているからいいや、ではなく、新世界ではあえて省かれていた、「えんとつ町のプペル」のために西野さんが何をしたか、が書かれているので読む価値ありです。
書いてあることにブレが無いので、新世界の復習のような感覚もあって読みやすかったです。
2つ目については、そのままなのですが、章ごとのタイトルが良いです。
しかも、書き方にも工夫あり。
インスタ映えを狙った配置(スクエアでとれる形)にしてあり、最後には名前を入れることで格言チックにもしている。
たまえが特に好きなタイトルはこちら。(※本から抜粋)
●他人と競った時点で負け。自分だけの競技を創れ。
●入り口でお金を取るな。マネタイズのタイミングを後ろにズラして、可能性を増やせ。
●ネタバレを恐れるな。人は「確認作業」でしか動かない。
●本を売りたければ、自分で1万冊買え。そこで必要なのは「財力」ではない。「努力」だ。
●信用時代の宣伝は、口コミが最強。口コミをデザインしろ。
●お客さんは、お金を持っていないわけではなく、お金を出す「キッカケ」がないだけだ。
●売れない作品は存在しない。キミの作品が売れないのは、キミが「売っていない」だけだ。
あげてみたら結構たくさんありました…。
正直、タイトルだけみても、ん?と思うものがあると思いますが、これ、ほとんど「えんとつ町のプペル」の売り方の話がもとで、本編を読めば、なるほどなと思います。
内容を知ってからタイトルをもう一度見ると、このタイトルの良さがさらにわかります。
西野さん、お見事です。
新世界を読んだ後で読んでも、十分面白い「革命のファンファーレ」。
ただ、たまえの正直なアドバイスとしては、よっぽど理由がない限りは、やはり「革命のファンファーレ」⇒「新世界」の順に読むことをオススメします(結局)!
たまえ
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