みなさんこんにちは!
たまえの読書感想文ブログへようこそ。
今回は、東野圭吾さんの作品史上、もっとも泣けると話題になった小説をご紹介。
2017年に、Hey! Say! JUMPの山田涼介さんや、西田敏行さんなどの豪華キャストで映画化もされているので、ご存知の方も多いかも知れません!
(ちなみに、たまえは映画を見ておらず、この小説が初めてです。)
ナミヤ雑貨店の奇蹟
著者:東野圭吾(角川文庫)
非常に恥ずかしながら、東野圭吾さんの小説を読んだのはこれが初めて。
たまえのお母さんに小説を貸してもらったのがきっかけです。
毎日寝る前に読んでいたのですが、面白すぎて寝不足になる日々。笑
ラストスパートは読む手が止まらず、夜更かしする始末。笑
東野圭吾さん、おそるべし…!
映画化にあたり、めちゃくちゃ泣けると話題になっていたので、感動作と知りつつ読み始めたのですが、正直、最初はえっ?と思いました。
最初に出てくる3人組が、なにやら悪党っぽいのです。
この小説の舞台となる「ナミヤ雑貨店」には、悪事を働いて身を隠すための場所として出会います。
あれ?主演の山田くんは悪者だったの…?!
しかし、一通の手紙をきっかけに、物語は一気に進んでいきます。
そこに書かれていたのは、人生に関するお悩み。名前はペンネーム。
そして文面からすると、どうやら過去から来た手紙のよう…
雑貨店になぜ手紙がくるのか?
なぜ過去からの手紙が届くのか?
3人はその手紙を見て、どうするのか?
たまえは、話の中に伏線が張られていて、徐々にそれが回収されていく物語が大好きなのですが、この小説もそうなんじゃないかと、序盤でピンときました。
最後にどんでん返しが来るので、登場人物の名前や関係性、いつの時代の手紙なのか、を頭の片隅に置きながら読むことをオススメします!
(さらに、短いスパンで読むこともオススメします!)
面白いのは、過去から来た手紙を通じて、19世紀から20世紀までの日本を振り返れること。(小説はフィクションですが、時事はあらかた同じです)
20代以上のみなさんなら、自分の過去と合わせて振り返ることも出来るはず。
昔はケータイもネットワークもなかった時代。
今はそれが全てある、恵まれた時代。
でもそれぞれの手紙で共通しているのは、人や家族との関係に悩んでいるということ。
さらには3人にも悩みがあり、時代を超えてその悩みが交差します。
読んだあとは、周りにいる人や家族を大切にしたくなる感動作。
たまえ
★とうふめんたるずLINEスタンプ!絶賛好評発売中!★
★とうふめんたるずLINE絵文字も絶賛好評発売中!★
コメント